春の剪定・植替え
|
4月中旬。
スタンド仕立ての5号鉢でしたが、下のほうに芽が出ていたのと、これ以上あまり大きくしたくなかったので、思い切って切り戻す事にしました。
バッサリと、
あ〜あ、ちょっと不安・・・ |
|
|
市販の培養土に
ピートモス
腐葉土
完熟牛糞堆肥
を加えた培養土を作りました。
右、ナメクジ除けに網をひいた所 |
|
鉢をさかさまにして、そっとプラ鉢を抜き取り根の様子を観察。
今回はあまり白い根が残っていませんでしたので、触ると簡単に根鉢が崩れてしまいそうでした。
土を崩さないように注意してそのままひとまわり大き目の鉢に植え替える事にいたしました。 |
|
|
|
入れる土の高さは、前に植わっていた株の土の高さとほぼいっしょになるように。(深植え禁物)
そして鉢の上から 1cm位下がった位置にくるように。(ウォータースペース)
根が弱い植物なのでハシでつついたりはせず、軽く鉢の縁をポンポンと掌で叩いて土を落ち着かせる程度に。
(上から床へ鉢をたたきつけるのは、土が締まりすぎて排水や水もちを悪くします庭木を鉢で育てる等、根が強いもの意外はやらない方が無難)
植え替えた鉢にジョウロなどでたっぷりと水をあげます。この時一瞬土の表面に水がたまり、その後すぐにスーっと吸い込まれて行く感じがベスト。この水がいつまでも引かない状態は、根詰まりや締まりすぎた土の植え方。
この後1週間はやや日陰で風の当たらないところで。 |
7/12
春からずっと屋外で一日中 日の当たる場所で育ててきました。そのせいか日に当たって株がしまり小さく見えますが、順調に育ってくれているようです。陽射しが日増しに強くなってきましたので午前中のみ日が当たる家の東側に移動してみました。
葉の色も黄緑色っぽくなってきましたので、市販の化成肥料「プロミック」を1粒、鉢の縁に軽く差し込むように置きました。
|
|
夏の剪定・置き肥え
|
8/12
強い日差しと暑さのせいで、葉も小さく茎も堅くなり、あまり伸びていません。
化成肥料が崩れてなくなっていたので、今回また1粒置きました。
定期的に肥料を置いていますが、普段お水しか与えていないので、それほど肥料効きした株にはなりませんでした。でも肥料が切れてひょろひょろでもないので、まぁいいでしょう (^_^;)
|
|
|
8/12
ここで、一度刈り込んでおいた方がボリュームも出来ますし、遅くに刈り込むとクリスマス前に咲かせる花(苞)が小さくなるので、あまり伸びてはいませんが思い切って刈り込みました。
これから今まで以上に暑い日が続くと、刈り込んだ所から新しい芽が出てこないという恐ろしいこともあるので、どうか暑くなりませんように・・・。
念のために今まで以上に風通しの良い、10時くらいから陰に入る所へ移しました。 |
秋の短日処理・置き肥え
9/9
前回剪定をしてから、ここまで1ヶ月弱。どうにか夏の高温障害もなく新芽を吹き、ここまで伸びてくれました。相変わらずやや肥料は効いていなさそうな枝振りですので、恐らくこれが最後になる置き肥えの化成肥料を1粒置きました。
この日からポインセチアを赤くする重要な作業の「短日処理」を始めました。夕方5時〜6時頃に押入れに入れ、朝7時〜8時に日当たりの良い窓辺に出します。恐らく11月の上旬には赤くなるのではと思いますが、通常出回る12月を目指すと、どうしても仕上げの時期に温度が不足して小さくなってしまうので、早めに開始する事にしました。
|
|
9/20
短日処理をしてまだ10日ほどしか経っていませんが、なんと「オンシツコナジラミ」が発生!秋は虫が再び猛威を振るう時期なので、あらかじめ「オルトラン粒剤」を土の表面にまいておいたのですが・・。
(手に入れば「アドマイヤー粒剤」の方が効きます。)
卵が付いていたのでしょう、葉の裏側に固まっている所を発見しました。日に日に増えていくのですが、農薬はあまり使いたくないので根気良く成虫を見つけたら掃除機で吸う事にしました。全くいなくなることは無いでしょうが、気温が下がれば収まりますので、それまでガンバって戦います。
|
|
10/9
オンシツコナジラミの数がなかなか減らないものですから、ついに薬を使う事にいたしました。
薬と言ってもクララと言う植物から作られた物で、クララは,本州から九州の日当たりの良い山地の草地や河原などにみられるマメ科の多年草で、漢方では根を乾燥したものを苦参(くじん)といい,健胃・利尿・解熱・鎮痛薬として用いられています。
効果があると聞いたので試してみました、結果はのちほど。
|
10/25
薬を今日までに3回使用しましたが、どうにかコナジラミの大発生だけは食い止めたようです。ようやく先端の苞葉に色が見え始めてきましたが、最近になって急に冷え込んできましたので、この赤くなった葉がちゃんと大きくなってくれるかどうか心配です。
|
|
|
11/21
短日処理を始めてから約70日が経過しました。10日ほど前からは短日処理をやめ、自然の日照時間にあわせてきましたが、苞葉がそれほど大きく育っていないので、夜間は保温のために暖房の入っていたリビングへ就寝直前に移動して暗くしておきました。
出荷している商品からは遠い感じですが、自宅で家族とともに冬越し・猛暑・台風・害虫などから守りながら開花させたので、達成感があります。家族は植物に関しては全くの素人ですので、感動しています。
|
|