2004年4月4日(日)。
三重県桑名郡長島町にあります「なばなの里」へ行ってきました。
この日、なばなの里は3/1〜5/9までの花まつり期間と3/20〜の名物イベント「チューリップまつり」が合い重なって、庭の花木や花壇では様々な花が咲き乱れ、小雨がぱらつく中でもたくさんの観光客が園内を散策されていました。
*イベントや花の時期についての詳細はこちらのなばなの里公式HPで見ることが出来ます。
チューリップまつり会場ゲートには、ここで植えられているチューリップの品種名が掲示されています。広大な敷地には約100万球の球根が植えられているそうです。

  なばなの里入口を入ると、プランターに山盛りに植えられたチューリップがお出迎え。
自腹じゃ出来ないゴージャスなコンテナです。
                   

 
教会風の建物は、まさに教会でここで結婚式も挙げることが出来るらしく、今までに挙式を行ったカップルの名前がつづられていました。

まだ、蕾があがったばかりのチューリップもあり、これからが見ごろ。最近のパンジー・ビオラって開花期間が長くなって5月まで咲くときがありますよね。
 

源平枝垂
ゲンペイシダレ
ハナモモ/バラ科
1本の木に2つの色の
花が咲くのが特徴。

 
ハナカイドウ
リンゴ属/バラ科

奥から
菜の花
ミツマタ
ニワウメ
以前来た時には無かったのですが、今回新たに梅と芝桜の庭が出来ていました。花の期間だけ開園するようですが、奥にアジサイも植え始められいましたので、ゆくゆくはアジサイの時期にも楽しめる庭になるのでは無いでしょうか。
シバザクラ
ハナニノブ科
フロックス属

最近は様々なグランドカバー素材が海外から入ってきましたが、昔からあるこの植物も、春にいっせいに開花したときなどは、ハッと心を奪われるような派手やかさがあります。
この庭園を見下ろすように、散策路が作ってあり、「サンクンガーデン」の庭園様式を思わせます。この技法は和庭園に元々ある技法なのでしょうか?シバザクラは石垣などやや横から眺める物だと思っていましたので新鮮な感動がありました。

金さん銀さんの長寿の記念植樹として植えられた御手植えの淡墨桜(ウスズミザクラ)。
淡墨桜は咲き終る時に花弁がうすく墨をぬったように変わるため、そう呼ばれています。



園内を散策したら、一息いれて足湯などはいかかでしょうか?



「里の湯」は温泉施設で
露天風呂2ジャグジー1
室内風呂1
サウナ・打たせ湯もあって、お花と温泉で癒し効果UP!


温泉で暖まったらこれ!
左、なばなのアイス
右、チューリップのアイス
なばなのアイスはベジタブルアイスなのでとってもあっさり。
チューリップアイスは香りがあって甘く感じますが、後味は良く、 おいしいです。


ベゴニアガーデンは有料ですが、一見の価値があります。
入り口ではベゴニアの栽培の様子も常時ビデオで上映しています。
  上には下垂性・横には木立性の球根ベゴニアが所狭しと並べられていて圧巻です。
植物園のベゴニアはよく病気になっていたり、花の終わった物とかが、見苦しくなっている事がよくありますが、ここは本当に手入れが行き届いていて、いつみても綺麗に管理されています。
特に垂れ下がる球根ベゴニアの花の、一番花と最終花が同じ大きさで咲いている所などは、プロの立場からみても芸術品ですね。  
べゴニアガーデン内にはベゴニア以外にも色々な花が育てられています。
特にフクシアは沢山の品種が上下に並べられ見事。夏の高温に弱いフクシアも同じ様な性質の球根ベゴニアのハウスの中なら快適でしょうね。

フクシア
アカバナ科
フクシア属
ブルーエルフィン
クマツヅラ科
クレロデンドロム属
学名 クレロデンドロム
        ウガンデンセ

栄養系のペチュニア
ナス科

ペチュニア属


   
       ストレプトカーパス サクソルム
イワタバコ科
ストレプトカルプス属
ストレプトカーパスの有茎種です
がこんなにいっせいに咲き乱れ
ているのははじめて見ました

プルンバーゴ アウリクラータ
イソマツ科
プルンバーゴ属
最初にこのベゴニア園が出来た
時に当園からこの植物を納品
させて頂きましたが、まさか今だ
に同じ物が植えられているのだ
としたらすごい事ですね。かれ
これ10年位前だったと思います。

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