*この実に入っている薄緑色の種子がコーヒーの生豆、「グリーンコーヒー」です。
*果実は「サクランボに勝るとも劣らないほど甘い。」と言うのを以前読んだ事がありましたので、恐る恐る噛んでみましたら、舌で探ってかすかに甘く感じる程度でしたが、これは果実の出来が悪いからなのでしょうか!?・・・
*種子は固い外皮とジェル状の果肉から成り立っていて、その果肉の下には象牙色の固い内果皮(パーチメント)があります。
*その中に銀皮(シルバースキン)に包まれた種子が普通二つ向かい合って入っていて、そのためコーヒー豆は平らな面と、丸みを帯びた面を持つことになり「フラットベリー」と呼ばれています。枝の先端の方には片側の種が育たず1つだけ入った丸い豆が出来る場合があり「ピ−ベリー」と呼ばれ、全体の10%にも満たない事から希少価値が言われた事もあったそうですが、今は生産性からフラットベリーがほとんどとなっています。
*種子の真ん中にある溝は「センターカット」と呼ばれています。
*乾燥させる前に取り出した豆は大きいのですが、十分に乾燥させるとかなり小さくなってしまいます。現地の農場でも1週間ほど天日乾しにしてたり、発酵させた果実を水洗いして取り出しているそうですので、あながち間違いではなかったようです。
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